屋外作業でハンディターミナルを使用する際、どのような基準で端末を選べばよいか悩む担当者も多いのではないでしょうか。本記事では、屋外ならではの通信環境や耐環境性、画面の視認性など、失敗しない端末選びの条件を解説します。
屋外業務では通信手段の確保と直射日光下での画面の視認性が最優先事項です。
Wi-Fiが届かない広大な敷地では4G/5G通信対応機種が重要です。動態管理に役立つGPS搭載もメリットとなります。通信が途切れる場所ではデータを一時保存する取り貯め機能(バッチ処理)の活用も有効です。自社の現場環境に応じた通信方式の比較やWi-Fiがない現場の対策については、別記事もご確認ください。
屋外では画面の見やすさが業務効率に直結します。強い直射日光下でも表示をしっかり確認できる高輝度ディスプレイを備えた機種を選ぶことがポイントです。
屋外などの特殊かつ過酷な環境下で端末を長く安全に使い続けるためには、堅牢性や耐環境性が高いものを選ぶことが不可欠です。現場の状況に合わせた性能を確認しましょう。
雨天や粉塵に耐える基準として、屋外ではIP65以上が目安となります。また、不意の落下に耐えうる耐落下の高さを、自社の最悪条件と照らし合わせて選ぶことが重要です。詳しいIP等級の見方や防水機能の基準については、別記事で詳しく解説しています。
冬場の防寒具や作業用軍手を着用したままでも確実に操作できる物理キー(テンキー)の有無は重要です。また、画面に水滴がついても誤作動しにくいタッチパネル仕様であるかなど、屋外特有の操作性を確認しましょう。
夏の直射日光による高温や冬の寒暖差による結露・凍結などに耐えられるよう、端末の「動作温度範囲(使用可能温度)」を必ず自社の現場環境と突き合わせて確認してください。温度条件に合わないと故障の原因になります。
屋外作業で業務を中断させないためには、カタログ上の待機時間ではなく実際の「連続動作時間」を基準とし、1シフトを充電なしで完走できる端末を選ぶことが大切です。また、バッテリー切れに備えて、予備バッテリーの用意や電源を入れたままバッテリー交換ができるホットスワップ機能への対応も確認すると安心です。長時間の運用を想定したバッテリー選びが業務効率に影響します。
屋外現場の環境は現場ごとに異なります。自社の通信環境、天候や粉塵などの条件、バッテリー要件を整理し、過酷な状況下でも安定して動作する機種を絞り込むことが、適切なハンディターミナル選びのポイントです。

独自開発の文字検出・判定により、特に数字・日付をミスなく判読。劣化したダンボールなどもスムーズに読み取り、商品の在庫ロスを防ぎます。
耐凍モデルには結露防止ヒーター内蔵。「うっかり」の故障を防ぎつつ、スピード感のある作業環境を実現します。

1秒間に約30個(※2)ものコードを連続で読み取りでき、効率的に物販在庫の棚卸しや参加者の入退場処理を完了。時間に追われがちなイベント進行を支援します。
クレジットカードや交通系ICの支払いに対応したモデルもあり。現場での金銭管理リスクを低減しつつ、客単価向上にもつながります。

10万以上(※3)の難読コードを事前学習したAIが、欠損したコードや金属や樹脂の表面刻印されたコードを読み取り。作業の高速化・効率化を支援します。
手元は勿論、作業機械が動いている危険な場所でも適切な焦点で撮像でき、距離を気にせず読み取れます。