製造現場で人が作業を行う以上、避けられないのが人為的ミス(ポカミス)です。こうしたポカミスを未然に防ぎ、不良の混入をなくすための仕組みが「ポカよけ」です。本記事では、ハンディターミナルを活用したポカよけの重要性と、その具体例について解説します。
ものづくりの現場では、目視や手作業に依存することがポカミスの要因となりがちです。品番の読み間違いや部品の取り違い、金型・治具のセットミス、原材料の調合ミスなどは、その代表的な例といえます。
近年は外観やパッケージが酷似した類似製品が増えており、経験の浅いオペレーターほど見分けがつきにくく、取り違いが起こりやすい状況にあります。こうした背景から、人が作業に介入する限り、目視確認だけでポカミスを完全に防ぐことは難しいのが実情です。
ポカよけの仕組みは、機能や対策を講じるタイミングによって大きく2つに分類されます。
これらを組み合わせることで、不良の防止と再発防止の両立が可能になります。
ハンディターミナルを活用すればバーコードや2次元コードの読み取りによる照合が可能になり、さまざまな場面でポカミスを防げます。
例えば、出荷検品時に現品と客先・社内かんばんのバーコードを照合すれば、誤出荷を防止できます。同様に、部品入荷や補充の際にも、現物と棚のバーコードを照合することで誤投入を防ぐことができます。
生産開始時には、製造指示書と原材料のバーコードを読み取ることで、調合レシピの確認を正確に行えます。さらに、金型や治具のセットチェックにおいても、各アイテムのバーコードをスキャンすることでセットミスを未然に防止できます。
人が業務を行う限りポカミスをゼロにすることはできませんが、ハンディターミナルを用いたポカよけを導入することで人的ミスを大幅に軽減することが可能です。無駄な工数やコストの削減、正確性や生産性の向上、品質管理の改善にぜひお役立てください。

独自開発の文字検出・判定により、特に数字・日付をミスなく判読。劣化したダンボールなどもスムーズに読み取り、商品の在庫ロスを防ぎます。
耐凍モデルには結露防止ヒーター内蔵。「うっかり」の故障を防ぎつつ、スピード感のある作業環境を実現します。

1秒間に約30個(※2)ものコードを連続で読み取りでき、効率的に物販在庫の棚卸しや参加者の入退場処理を完了。時間に追われがちなイベント進行を支援します。
クレジットカードや交通系ICの支払いに対応したモデルもあり。現場での金銭管理リスクを低減しつつ、客単価向上にもつながります。

10万以上(※3)の難読コードを事前学習したAIが、欠損したコードや金属や樹脂の表面刻印されたコードを読み取り。作業の高速化・効率化を支援します。
手元は勿論、作業機械が動いている危険な場所でも適切な焦点で撮像でき、距離を気にせず読み取れます。