ハンディターミナルの1次元と2次元の違いとは

ハンディターミナルの導入や入れ替えの際に、1次元と2次元のどちらを選ぶべきか悩んでいませんか?業務におけるバーコードの役割を踏まえ、読み取るコードの種類を正しく理解して選定することが重要です。

本記事では、1次元と2次元それぞれの違いや将来の運用を見据えた損をしない選び方の基準を解説します。

ハンディターミナルにおける1次元・2次元バーコードの違い

ハンディターミナルで読み取る1次元コードと2次元コードには、それぞれ異なる特徴があります。両者の大きな違いは、記録できる「情報量」にあるため、自社の業務で扱うデータ量や運用方法に合わせて、それぞれの特性を把握しておくことが大切です。

1次元バーコードの特徴と用途

1次元バーコードは、数字や記号などの情報を横方向のみに持たせて表現するコードで、JANコードやITFコードなどが広く知られています。物流の現場や店舗での商品管理、レジ業務など、シンプルな情報管理を行う場面で多く使われているのが特徴です。

2次元バーコードの特徴と用途

2次元バーコードは、水平と垂直の2方向に情報を持たせたコードで、1次元バーコードと比較して情報量が多いことが特徴です。数字だけでなくURLなどの複雑な情報も扱えるため、数千文字に及ぶデータを記録することができます。

損をしないハンディターミナルの選び方と基準

自社の業務に最適なハンディターミナルを選び、導入後の後悔を防ぐためには、現場で「どのような種類のコードを読み取るのか」を明確化することが基本です。導入後に損をしないための確実な基準として、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 扱うデータ量とコードの種類の現状確認:まずは、現在の業務が数字や記号のみのJAN・ITFコード(1次元)で完結しているか、あるいは数千文字の情報やURLなどを含む大容量のデータ(2次元)を扱っているかを正確に把握します。
  • 伝票等の文字情報(OCR)読み取りの有無:バーコードの読み取りに加えて、伝票や商品ラベルに印字された文字情報をそのまま読み取る(OCR)作業が発生するかどうかも、機能を見極めるための具体的な基準となります。
  • 取引先や業務拡大に伴う2次元コードへの移行予定:今は1次元コードのみを使用している現場であっても、取引先の指定や今後の業務拡大によって、QRコードなどの2次元コードの導入予定がないかを事前に確認します。
  • 買い替えによる余計なコスト発生のリスク評価:1次元専用モデルを導入した直後に2次元コードの読み取りが急遽必要になると、機器の再手配や買い替えコストが発生してしまいます。想定される業務変化までカバーできる機器を選ぶことが、結果的に損をしない(費用対効果を高める)ポイントです。

まとめ

ハンディターミナルを選定する際は、機器の機能と読み取るコードの違いを正しく理解することが大切です。現在の業務環境はもちろん、将来的な運用の変化や必要性にも目を向けながら、自社の運用環境に最も合う端末を選ぶようにしましょう。

導入現場別
ハンディターミナルメーカー・製品3選
アイコン
小売・物流
現場には
Honeywell
国内正規代理店:株式会社イメージャー
おすすめの製品
Dolphinシリーズ
Dolphinシリーズの写真
画像引用元:Honeywell公式HP(https://imagers.co.jp/products/dolphin-ct30xp.html)
日付の読み取りに特化した
モードを選択可能

独自開発の文字検出・判定により、特に数字・日付をミスなく判読。劣化したダンボールなどもスムーズに読み取り、商品の在庫ロスを防ぎます。

冷凍⇄常温を行き来する現場
でも故障リスクを抑制

耐凍モデルには結露防止ヒーター内蔵。「うっかり」の故障を防ぎつつ、スピード感のある作業環境を実現します。

Honeywellのサポート
  • 業界最長(※1)、7世代のOSアップデート保証に対応しており、低コストで端末の長期利用を実現します。
  • 機種・時期が異なる場合でも同じOSで使用でき、複数の店舗・流通拠点の課題となる「オペレーションのバラつき」や「教育コスト増」を解消します。
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屋外・催事
現場には
デンソーウェーブ
おすすめの製品
BHTシリーズ
BHTシリーズの写真
画像引用元:デンソーウェーブ公式HP(https://www.denso-wave.com/ja/adcd/product/handy_terminal/bht-m60.html)
QRコードの生みの親が提供する
高速・高精度読み取り

1秒間に約30個(※2)ものコードを連続で読み取りでき、効率的に物販在庫の棚卸しや参加者の入退場処理を完了。時間に追われがちなイベント進行を支援します。

電子決済機能を搭載
1台でイベント業務が完結する

クレジットカードや交通系ICの支払いに対応したモデルもあり。現場での金銭管理リスクを低減しつつ、客単価向上にもつながります。

デンソーウェーブのサポート
  • 遠隔から各端末の状況を一元的に観測・取得し、管理や分析ができるツール、「BHT DMS」を提供しています。
  • 操作時のエラーや物理衝撃などの情報をリアルタイムで得られ、不特定多数への機器貸与について盗難・紛失防止にも役立ちます。
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機械製造
現場には
キーエンス
おすすめの製品
BT-Aシリーズ
BT-Aシリーズの写真
画像引用元:キーエンス公式HP(https://www.keyence.co.jp/products/mobile-computers/handheld-computers/bt-a2000_a1000/)
高精度な読み取りを行う
独自開発のAI-OCRを搭載

10万以上(※3)の難読コードを事前学習したAIが、欠損したコードや金属や樹脂の表面刻印されたコードを読み取り。作業の高速化・効率化を支援します。

近・中・遠距離をカバーする
3つのカメラ

手元は勿論、作業機械が動いている危険な場所でも適切な焦点で撮像でき、距離を気にせず読み取れます。

キーエンスのサポート
  • エンジニア直販体制により、現場でのテスト・コンサルを無料で提供。とくに金属刻印の読取率をより精確にするために手厚い技術支援を行っています。
  • 故障時にはその端末の即日修理を原則とし、トレーサビリティを重視しつつ業務停止をケアします。
(※1)参照元:Honeywell公式HP(https://imagers.co.jp/android/honeywell/)より。2026年3/10現在時点。
(※2)参照元:デンソーウェーブ公式HP(https://www.denso-wave.com/ja/adcd/product/handy_terminal/bht-m60.html)より。2026年3/10現在時点。
(※3)参照元:キーエンス公式HP(https://www.keyence.co.jp/products/mobile-computers/handheld-computers/bt-a2000_a1000/)より。2026年3/10現在時点。