多くの機械製品がそうであるように、ハンディターミナルにも予期せぬ不具合や故障が発生することがあります。ハンディターミナルを自社に導入・運用するにあたっては、トラブル発生時の確認手順や修理・サポート体制について事前に把握しておくことが大切です。不具合が疑われる際は、無理な対処を避け、まずはどのような症状が起きているか安全な範囲で状況を確認しましょう。
本記事では、ハンディターミナルのよくある不具合の原因、自分で確認できる範囲の対処法、そして専門業者へ修理を依頼する際の判断基準について解説します。現在トラブルでお困りの方はもちろん、導入・選定をご検討中の方もぜひ参考にしてください。
ハンディターミナルの不調の原因としては、端子の汚れや設定上の問題などの軽微なものから、本体内部の故障まで様々です。特にバーコードを読み取るレーザー部分やタッチパネルなどは、現場での落下・衝撃や日々の使用による汚れが原因になりやすい傾向があります。購入・選定の段階から、こうした「現場で起こりやすい不具合の原因」を把握しておくことで、自社の作業環境に適した耐衝撃性や防塵性を備えた端末を選びやすくなります。
ハンディターミナルに不具合が疑われる場合、無理な解体や複雑な操作は避け、まずは状態の切り分けを行いましょう。
電源が入らない、または入らない時がある場合は、端子を乾いた布で拭き取ってみましょう。あわせて、電池カバーが正しく閉まっているかの確認や、充電台の交換を試します。ディスプレイの表示が薄い、あるいは画面が暗い場合は、システムメニューから画面設定を確認してください。音が小さい、割れて聞こえるといった場合は音量設定をチェックします。導入前の選定時にも、現場の作業者が設定変更しやすい操作性であるかを確認しておくと安心です。
タッチパネルの反応が悪い場合は、画面の汚れを拭き取るほか、専用ペンの交換や画面の位置補正を行うことで改善する場合があります。一方で、本体のボタンが破損してしまった場合や、「バッテリーの残量がありません」という内部のバックアップ電池消耗の表示が消えない場合、自力での修理や交換は困難です。こうした自力対応ができない症状については、無理をせず速やかに修理を依頼するか、代替機の利用をご検討ください。
レーザー不具合の具体的な症状として、レーザーが点になる、照射幅が短い、線が途切れる、レーザーが出ないなどが挙げられます。このような症状が出た場合は、スキャナ窓(レーザー照射部分)のお手入れを実施してみましょう。アルコールを少し染み込ませた柔らかい布を使用し、軽く拭き取るのが効果的です。ただし、強く擦ってスキャナ窓に傷をつけないよう十分に注意してください。読み取り部は業務の要となるため、選定時にはスキャナ部の耐久性も併せて確認しておくのがおすすめです。
表面の清掃や設定確認などの対策を試しても直らない場合は、内部基板や照射部分の不良が考えられるため、専門業者へ修理を依頼しましょう。なお、修理に出す際はデータが初期化される可能性がある点に注意が必要です。ハンディターミナルの導入・購入を検討する際は、端末本体の機能だけでなく万が一の故障時にスムーズに修理対応が受けられるか、急ぎの際に代替機をレンタルできるサポート体制が整っているかも含めて総合的に判断することをおすすめします。

独自開発の文字検出・判定により、特に数字・日付をミスなく判読。劣化したダンボールなどもスムーズに読み取り、商品の在庫ロスを防ぎます。
耐凍モデルには結露防止ヒーター内蔵。「うっかり」の故障を防ぎつつ、スピード感のある作業環境を実現します。

1秒間に約30個(※2)ものコードを連続で読み取りでき、効率的に物販在庫の棚卸しや参加者の入退場処理を完了。時間に追われがちなイベント進行を支援します。
クレジットカードや交通系ICの支払いに対応したモデルもあり。現場での金銭管理リスクを低減しつつ、客単価向上にもつながります。

10万以上(※3)の難読コードを事前学習したAIが、欠損したコードや金属や樹脂の表面刻印されたコードを読み取り。作業の高速化・効率化を支援します。
手元は勿論、作業機械が動いている危険な場所でも適切な焦点で撮像でき、距離を気にせず読み取れます。