※カシオ計算機は、2026年1月現在、今後の新規ハンディターミナルの開発及び新規顧客への販売活動を停止するとのメッセージを公式HPで打ち出しています。
保守及びサポートについては、継続するとのことです。詳しくは公式HPをご確認ください。
カシオ計算機は、過酷な現場環境に耐えうる堅牢性と、作業動線を考慮した操作性を追求し続けるハンディターミナルメーカーです。
長年の実績に裏打ちされた国内保守体制により、導入後の安定稼働と現場の業務効率向上を支援します。
本記事では、同社製品が選ばれる理由となる主要な特徴と、具体的な導入事例について詳しく解説します。
落下や水濡れ、粉塵、急激な温度変化といった過酷な環境下においても、端末故障に伴う業務停止のリスクを抑えます。
コンクリート床への落下耐性やIP67準拠の防塵・防水性能を備え、冷凍倉庫から炎天下の屋外作業まで適応。
故障に起因する再検品や配送遅延など、現場の運営リスクを抑制します。
連続稼働性能も追求されており、多くのモデルで業務シフトをカバーする長時間駆動を実装。
作業中の予備バッテリー交換や充電待ちによる中断を減らし、実稼働時間の確保に寄与します。
多店舗・多拠点を展開する企業にとって、端末のライフサイクル管理は重要な課題です。カシオ計算機は、ハードウェアの生産終了後も一定期間の修理体制を維持する長期保守を提供。
同一機種の継続利用が可能となるため、頻繁なシステム改修やスタッフへの再教育コストを抑制できます。
導入時のキッティングから、故障時の予備機センドバック、ヘルプデスク代行といった運用支援メニューも展開。
修理費用の予算化を実現する定額保守や、過失破損までカバーする包括的なプランなど、企業の管理方針に合わせた選択が可能です。
従来の専用OS搭載機の生産終了を契機に、佐川急便では次世代端末の選定プロジェクトが始動しました。
異なるOSの端末が混在する環境では、アプリケーション開発費の二重発生が懸念されるため、OSの共通化が喫緊の課題に。
配送業務における過酷な使用環境に耐えうる堅牢性と、フルシフトの稼働を支えるバッテリー性能が選定の要件となりました。
2020年からの検討を経て、カシオ計算機の「DT-X450」の採用を決定。全国約470拠点、計3万8000台規模での運用を開始しました。
Android OSへの統一により開発・保守管理の工数が適正化されたほか、直感的な操作性によって、ドライバーの入力業務に伴う負荷軽減に寄与しています。
落下テストの結果を確認し、これなら現場でも耐えられると確信しました。USB Type-Cによる充電に対応しているため、配送車両内での充電が容易になり、予備バッテリーを持ち歩く必要がなくなった点は現場から好評です。
また、営業所での整頓を考慮し、20台を同時に充電できる集合充電器を特別仕様で開発してもらえたことで、運用管理もスムーズになりました。
物流・配送現場での過酷な運用を想定した堅牢仕様のAndroid端末です。3.0mの耐落下性能やIP67準拠の防塵・防水性能を備え、-20℃から50℃までの幅広い温度域で動作。冷凍倉庫内から夏季の屋外作業まで、環境を問わず安定した稼働を維持します。
汎用性の高いUSB Type-C充電に対応し、約25時間の連続駆動によってバッテリー管理の工数を抑制。高精度な2次元イメージャにより、現場の読み取り業務を円滑に支援します。
| OS | Android 11 |
|---|---|
| 耐落下性能 (標準/保護) |
3.0m(標準) |
| 防塵・防水 (IP) |
IP67 |
| 読み取り 精度 |
公式サイトに掲載がありませんでした(2026年2月調査時点)。 |
| スキャナ タイプ |
C-MOSイメージャ(2次元対応) |
| 読み取り 距離 |
公式サイトに掲載がありませんでした(2026年2月調査時点)。 |
| 動作温度 | -20℃~50℃ |
| 動作時間 | 約25時間 |
食品の入荷検品時には賞味期限の管理が必須。丸和運輸機関の物流センターでは、従来は目視で確認しテンキーで入力していましたが、誤入力のリスクや作業時間のロスが課題でした。
食品の安全性を担保しつつ、庫内作業の生産性を高める仕組みが求められていたのです。
解決策として、文字認識(OCR)機能を搭載したハンディターミナル「IT-G500」を導入しました。
賞味期限の印字を本体カメラで撮影し、OCRで文字認識してデータ化してシステムに登録するフローへ変更。
目視確認の手間と入力ミスが同時に解消され、検品精度の向上と作業時間の短縮を実現しました。
日付の印字状態が良い場合、バーコードを読み取るのと同じ感覚で瞬時に認識される点に驚きました。OCRで読み取れない不鮮明な文字はアラートが出るため、その場合のみ目視入力するという運用で実用性に問題はありません。賞味期限の入力ミスは絶対に許されないため、機械による自動チェックが品質管理の徹底に貢献しています。
大画面液晶と優れたスキャン性能を兼ね備えたモデルです。バーコード読み取りに加え、賞味期限などの文字情報を認識するOCR機能に対応しており、入力業務の自動化を支援します。
耐衝撃性能も高く、忙しい物流現場でも安心して使用できます。
| OS | Microsoft Windows Embedded Compact 7/Windows Embedded Handheld 6.5(モデルにより異なる) |
|---|---|
| 耐落下性能 (標準/保護) |
1.5m(標準) |
| 防塵・防水 (IP) |
IP67準拠 |
| 読み取り 精度 |
最小分解能 0.127mm(バーコード) |
| スキャナ タイプ |
半導体レーザー/C-MOSイメージャ(モデルにより異なる) |
| 読み取り 距離 |
公式サイトに掲載がありませんでした(2026年2月調査時点)。 |
| 動作温度 | -20℃~50℃ |
| 動作時間 | 約11~23時間 |
カシオ計算機は、高い堅牢性と現場目線の操作性を備えたハンディターミナルを長年提供してきたメーカーです。
一方で、2026年1月現在は新規ハンディターミナルの開発および新規顧客への販売活動を停止しています。
生産終了後も一定期間の修理対応や、定額保守・フルサポートといった保守メニューが用意されている点は、すでにカシオ計算機の製品を導入している企業にとって安心材料です。
全国展開の物流・配送現場など、端末管理や保守体制の安定性を重視する企業では、今後の更新計画や代替検討を進めるうえで、情報を把握しておきたいメーカーといえるでしょう。
当メディアでは導入現場別におすすめのハンディターミナルメーカー・製品を紹介。自社に適した製品選定の参考にしてください。
| 会社名 | カシオ計算機株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都渋谷区本町1-6-2 |
| 公式HP URL | https://www.casio.co.jp/ |

独自開発の文字検出・判定により、特に数字・日付をミスなく判読。劣化したダンボールなどもスムーズに読み取り、商品の在庫ロスを防ぎます。
耐凍モデルには結露防止ヒーター内蔵。「うっかり」の故障を防ぎつつ、スピード感のある作業環境を実現します。

1秒間に約30個(※2)ものコードを連続で読み取りでき、効率的に物販在庫の棚卸しや参加者の入退場処理を完了。時間に追われがちなイベント進行を支援します。
クレジットカードや交通系ICの支払いに対応したモデルもあり。現場での金銭管理リスクを低減しつつ、客単価向上にもつながります。

10万以上(※3)の難読コードを事前学習したAIが、欠損したコードや金属や樹脂の表面刻印されたコードを読み取り。作業の高速化・効率化を支援します。
手元は勿論、作業機械が動いている危険な場所でも適切な焦点で撮像でき、距離を気にせず読み取れます。