ハンディターミナルの導入や見直しを検討している方へ、端末に搭載されるカメラ機能の重要性と全体像を解説します。コードや文字を読み取る機能と、荷姿などの写真を記録するカラーカメラ機能の2軸をご紹介します。
ハンディターミナルのカメラ(センサー)は、機器の上部や後方に配置され、データ収集を行う基本構造となっています。このカメラ機能には大きく分けて2つの役割があります。一つはバーコードや文字などのデータを読み取るためのスキャン用センサー、もう一つは現場の状況や荷姿などを写真として記録するカラーカメラです。
カメラ(イメージャ)式端末が持つ読み取り機能について解説します。
縦横の二次元スキャンに対応し、コードの傾きに左右されず素早く読み取れる作業効率の高さが特徴です。1回で大容量の情報を処理できるため、スピードが求められる物流現場に適しています。
バーコード化されていない日付情報やロット番号を、デジタル変換して読み取るOCR機能も利用可能です。後からライセンスを追加して機能を拡張できる場合もありますが、通常モデルよりコストがアップすることもあります。
カラーカメラタイプ(PDA型など)のメリットは、現場の状況を写真として記録できる点です。例えば、検品時に梱包ダメージや破損が見つかった際、別のカメラを取りに戻ることなく、その場で撮影して確実な記録を残せる利便性があります。撮影した画像データがサーバへ自動保管されるシステムであれば、現場の管理負担の軽減にもつながります。
ハンディターミナルにおけるカメラ機能は、用途によって適したタイプが異なります。コードや文字の高速読み取りを重視する場合は「カメラタイプ」を、現場の状況を写真記録として残したい場合は「カラーカメラタイプ」が適しています。自社の業務フローと必要とするデータの種類に応じた端末選定の参考にしてください。

独自開発の文字検出・判定により、特に数字・日付をミスなく判読。劣化したダンボールなどもスムーズに読み取り、商品の在庫ロスを防ぎます。
耐凍モデルには結露防止ヒーター内蔵。「うっかり」の故障を防ぎつつ、スピード感のある作業環境を実現します。

1秒間に約30個(※2)ものコードを連続で読み取りでき、効率的に物販在庫の棚卸しや参加者の入退場処理を完了。時間に追われがちなイベント進行を支援します。
クレジットカードや交通系ICの支払いに対応したモデルもあり。現場での金銭管理リスクを低減しつつ、客単価向上にもつながります。

10万以上(※3)の難読コードを事前学習したAIが、欠損したコードや金属や樹脂の表面刻印されたコードを読み取り。作業の高速化・効率化を支援します。
手元は勿論、作業機械が動いている危険な場所でも適切な焦点で撮像でき、距離を気にせず読み取れます。