ハンディターミナルのクローニングとは

ハンディターミナルの導入台数を追加する際や、万が一のトラブルへの備えとして役立つのがクローニング機能です。本記事では、クローニングで移行できるデータや具体的な実行手順、実行する際の注意点について詳しく解説します。

ハンディターミナルのクローニングとは

ハンディターミナルのクローニングとは、いわゆる「本体間コピー」のことです。あるハンディターミナルに組み込まれているプログラムデータを、別のハンディターミナルへそのままコピーする作業を指します。データが空の状態の端末に対してコピーを行うことで、移行元の端末とまったく同じ動作をさせることが可能になります。そのため、複雑な設定を端末ごとに一から行う手間を省き、スムーズに同等の環境を構築できます。

移行できるデータと活用シーン

クローニングで移行可能なデータ

クローニングでは、ロックなどの制限が設定されていない限り、基本的にすべてのデータを移行することが可能です。これにはプログラムデータも含まれており、「棚卸」「ポカヨケ」「レジアプリ」など、業務で使用している機能を丸ごとコピーして引き継げます。

クローニングの主な活用シーン

主に、業務拡大に伴い端末を増設したい場合や、いざという時のために予備品を用意しておきたい場面で活躍します。また、メイン端末が故障した際に、素早く代替機を稼働させたいといったあらゆるシーンで利用できます。

クローニングの主な3つの方法

クローニングを行うには、主に以下の3つの方法があります。

  • マニュアルを基に自分で行う
    赤外線やBluetoothなどを使用して自分でコピーする方法です。ただし、機種によってはマニュアルが存在しない場合もあります。
  • システム会社に依頼する
    端末を購入したシステム会社に作業を依頼する方法です。
  • 中古専門店に依頼する
    中古ハンディターミナル専門店に依頼する方法です。専門店ごとに対応範囲が異なるため、あらかじめ対応可能か確認しておくことをおすすめします。

クローニング時の注意点とまとめ

お使いのプログラムによっては「クローニングロック」がかかっており、コピーできない場合があります。その際はシステム会社によるインストールが必要となるため、システム会社の判断を最優先し、事前に相談してください。クローニングを活用できれば安価かつ効率的に端末の増設が可能です。自社の状況に合った適切な方法をご検討ください。

導入現場別
ハンディターミナルメーカー・製品3選
アイコン
小売・物流の
現場には
Honeywell
国内正規代理店:株式会社イメージャー
おすすめの製品
Dolphinシリーズ
Dolphinシリーズの写真
画像引用元:Honeywell公式HP(https://imagers.co.jp/products/dolphin-ct30xp.html)
日付の読み取りに特化した
モードを選択可能

独自開発の文字検出・判定により、特に数字・日付をミスなく判読。劣化したダンボールなどもスムーズに読み取り、商品の在庫ロスを防ぎます。

冷凍⇄常温を行き来する現場
でも故障リスクを抑制

耐凍モデルには結露防止ヒーター内蔵。「うっかり」の故障を防ぎつつ、スピード感のある作業環境を実現します。

Honeywellのサポート
  • 業界最長(※1)、7世代のOSアップデート保証に対応しており、低コストで端末の長期利用を実現します。
  • 機種・時期が異なる場合でも同じOSで使用でき、複数の店舗・流通拠点の課題となる「オペレーションのバラつき」や「教育コスト増」を解消します。
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屋外・催事の
現場には
デンソーウェーブ
おすすめの製品
BHTシリーズ
BHTシリーズの写真
画像引用元:デンソーウェーブ公式HP(https://www.denso-wave.com/ja/adcd/product/handy_terminal/bht-m60.html)
QRコードの生みの親が提供する
高速・高精度読み取り

1秒間に約30個(※2)ものコードを連続で読み取りでき、効率的に物販在庫の棚卸しや参加者の入退場処理を完了。時間に追われがちなイベント進行を支援します。

電子決済機能を搭載
1台でイベント業務が完結する

クレジットカードや交通系ICの支払いに対応したモデルもあり。現場での金銭管理リスクを低減しつつ、客単価向上にもつながります。

デンソーウェーブのサポート
  • 遠隔から各端末の状況を一元的に観測・取得し、管理や分析ができるツール、「BHT DMS」を提供しています。
  • 操作時のエラーや物理衝撃などの情報をリアルタイムで得られ、不特定多数への機器貸与について盗難・紛失防止にも役立ちます。
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機械製造の
現場には
キーエンス
おすすめの製品
BT-Aシリーズ
BT-Aシリーズの写真
画像引用元:キーエンス公式HP(https://www.keyence.co.jp/products/mobile-computers/handheld-computers/bt-a2000_a1000/)
高精度な読み取りを行う
独自開発のAI-OCRを搭載

10万以上(※3)の難読コードを事前学習したAIが、欠損したコードや金属や樹脂の表面刻印されたコードを読み取り。作業の高速化・効率化を支援します。

近・中・遠距離をカバーする
3つのカメラ

手元は勿論、作業機械が動いている危険な場所でも適切な焦点で撮像でき、距離を気にせず読み取れます。

キーエンスのサポート
  • エンジニア直販体制により、現場でのテスト・コンサルを無料で提供。とくに金属刻印の読取率をより精確にするために手厚い技術支援を行っています。
  • 故障時にはその端末の即日修理を原則とし、トレーサビリティを重視しつつ業務停止をケアします。
(※1)参照元:Honeywell公式HP(https://imagers.co.jp/android/honeywell/)より。2026年3/10現在時点。
(※2)参照元:デンソーウェーブ公式HP(https://www.denso-wave.com/ja/adcd/product/handy_terminal/bht-m60.html)より。2026年3/10現在時点。
(※3)参照元:キーエンス公式HP(https://www.keyence.co.jp/products/mobile-computers/handheld-computers/bt-a2000_a1000/)より。2026年3/10現在時点。